SEQUOIA CAPITAL
①Ula / インドネシアの小規模小売店向け卸売プラットフォーム B2B ソフトウェア
2000万ドル(約20億円) シリーズB
サプライチェーン、在庫、運転資金管理をデジタル化するシンプルなツールとテクノロジーを提供。
注目のポイント:顧客であるインドネシアの小規模小売店は、多くの中間事業者を通してしか購入できないため価額競争性において不利な立場にあった。しかし、Ulaがワンストップで提供することで、この課題を解決しようとしている。
②Pilot / 中小企業向けにバックオフィスプラットフォームを提供 B2B ソフトウェア
6000万ドル(約60億円) シリーズC
大企業が利用するような財務サービスを中小企業に提供する。ファウンダーは2度のExit経験者。
注目のポイント:これまで中小企業は、財務的な重要決定をする際にCFOのようなプロフェッショナルの分析や判断を利用することができなかった。Pilotはこの課題を解決しようとしている。
③Agile Robots / ドイツにてインテリジェントロボットシステムを開発 B2B ロボット
1億3000万ドル(約130億円) シリーズB
多関節軽量アームや汎用ロボットコントローラなどを開発。
注目のポイント:Agile RoboitsはロボットにAIを付加することでより人間に寄り添うロボットを作ろうとしている。
④Klook / 香港の観光アクティビティ予約プラットフォーム B2C ソフトウェア
2億ドル(約200億円) シリーズE
400以上の都市で100,000以上のサービスを提供している。
注目のポイント:中国、台湾、シンガポール、香港では、旅行の需要がパンデミック前の7~8割まで回復していると言われている。
⑤Robinhood / 投資アプリの提供 B2C フィンテック
10億ドル(約1000億円) シリーズ不明
アメリカで最も人気のある手数料なしの株式取引アプリ。今年8月にシリーズGで約200億円、9月に追加で約460億円を調達していた。
注目のポイント:直近の価額不安定な株式について取引制限を行ったことによる訴訟リスクが生じてきたため、緊急で調達したもの。
FOUNDERS FUND
①SWORD Health / 筋骨格障害に焦点を当てたリモート理学療法プラットフォーム B2C ヘルスケア
2500万ドル(約25億円) シリーズB
個別のプログラム作成資格を持つ理学療法士と患者をマッチングする。リモートセッション中、患者はモーションセンサーを装着し、理学療法士はパフォーマンスに関するリアルタイムデータを取得することができる。
注目のポイント:パンデミックにより、多くの患者は在宅治療を選択せざるを得なくなっていた。Sword Healthはこの課題を解決しようとしている。
ANDREESSEN HOROWITZ
①Clubhouse / オーディオSNS B2C ソーシャル
1億ドル(約100億円) シリーズB
ローンチ1年未満かつ、厳しい招待制を敷いているにも限らず先週時点で200万人のユーザーがいると言われている。
https://www.joinclubhouse.com/
注目のポイント:パンデミックの影響で、急速に需要が増加している。ヘイトスピーチや同調圧力の行き過ぎを指摘するメディアもあり、マネタイズ含め、いまだハイリスクハイリターンと見られている。
②Usermind / エンタープライズ向けカスタマーエンゲージメントサービス B2B ソフトウェア
1400万ドル(約14億円) シリーズC
Undermindを利用することで企業は、データを元にしたオムニチャネルの顧客エンゲージメントを提供できるようになる。
注目のポイント:パンデミックの影響を考慮し、当初25%の人員を削減していた。しかし、パーソナライズメッセージを顧客に提供できる機能がオンラインマーケティングの需要に合致した。