SEQUOIA CAPITAL
①BitClout(Deso) / 大阪にて分散型SNSを開発 B2C Crypto
2億ドル(約200億円) ICO
注目のポイント:これまで、SNSはビッグテックがコンテンツを独占してきた。DeSoでは、コンテンツをパブリック・ブロックチェーン上に置くことで、自分でコンテンツをコントロールすることを可能にしようとしている。
②Stairwell / 企業向けのサイバーセキュリティを提供 B2B セキュリティ
2,000万ドル(約20億円) シリーズA
他の脅威検知プラットフォームとは異なり、Stairwellは企業のデータを内側から見ることから自社の環境に何があるのかを調査し、継続的に観測する。
注目のポイント:これまで、顧客である企業において、現在あるいは過去に内部システムがサイバー攻撃されていたか判断するのに数ヶ月を要していた。しかし、Stairwellはこれを即座に検知することができる。
③Genedit / CRISPRベースの遺伝子治療技術開発 B2B バイオテック
2,600万ドル(約26億円) シリーズA
注目のポイント:近年、遺伝子治療に使用されるウイルスベクターの一部の送出の安全性に疑惑あることで、遺伝子治療薬の利用が制限されていた。Geneditはこの問題を解決しようとしている。
④Infracost / イギリスにてクラウドコンピューティングコストを削減 B2B SaaS
220万ドル(約2.2億円) シリーズSeed
注目のポイント:近年、多くの企業がクラウドコンピューティングを利用しているが、コストが上昇しているという問題があった。Infracostでは、この課題を解決している。
FOUNDERS FUND
①9am.health / 糖尿病患者向けデジタルケア B2C ヘルスケア
370万ドル(約3.7億円) シリーズSeed
糖尿病を患う人々が、自宅から個別のケアや手頃な価格の薬を利用できるようにするためのバーチャルなクリニック。創業者は、糖尿病患者向けセルフケアパッケージを開発しロシュに1億ドルで売却した経験を持つ。
注目のポイント:これまで、顧客である慢性疾患の患者は、診察のために数週間前からの予約を求められるなど、不便を強いられてきた。9am.healthは検査キットのデリバリーでこの課題を解決しようとしている。
②Kavak / メキシコの中古車売買プラットフォーム C2C モビリティ
7億ドル(約700億円) シリーズE
中古車市場に透明性、安全性、融資へのアクセスをもたらすことを目的としたオンラインマーケットプレイス。ラテンアメリカでは、中古車取引の90%が個人間で行われ、40%の詐欺率となっている。 4月に4億8,500万ドルを調達していた。
注目のポイント:今回の調達により、Kavakはラテンアメリカで2番目に評価の高いスタートアップとなった。*1番はSequoiaが出資しているブラジルのNubank
ANDREESSEN HOROWITZ
①Fivetran / データ統合プラットフォーム B2B SaaS
5億6,500万ドル(約565億円) シリーズD
YC alum。アプリケーションから企業のデータウェアハウスにデータを接続・同期する。リアルタイム・データ・インテグレーターであるHVR社を、7億ドルで買収した。
注目のポイント:これまで、企業内ではデータがバラバラに管理されてきたが、Fivetranで一元化されたリポジトリに統合することで、消費者の購買動向を見極めることが可能となる。
②Dapper Labs / NFTプラットフォームの開発 B2B NFT
2億5,000万ドル(約250億円) シリーズD
NFTの著名なプロダクトであるCryptoKitties, NBA Top Shotなどを開発。
注目のポイント:これまで、NFTの技術開発は進んでいたが、実際のビジネスに結びつけているところは少ない。その意味において、Dapper LabsがNFTマーケットをリードしている。
③BitClout(Deso) / 大阪にてCryptoを利用したSNSを開発 B2C Crypto
Sequoiaで上述。